看護師として働いていると、人が亡くなる場面に日常的に出会います。
患者の中には、積極的な治療は望まずに緩和ケアを受けながら、自然な形で最期を迎えたいという方がいます。
看護師は、そういった患者が何人もいる状況で働いています。
患者が亡くなると、緊張が走りますし、ブルーな気持ちになりますし、何より仕事が増えます。
自分の勤務のうちは、「もちこたえて!」「まだがんばって」と願いながら仕事をしている事もあります。
そして不思議なことに、一人亡くなると続けて数人亡くなることが多いのです。
看護師の間では「三途の川の船は3人乗り」と言われています。
4コマ『3人乗り』

看護師の中には、なぜか患者が亡くなる日に、よく勤務が当たる人がいます。
そういう人は、同僚に
「〇〇さん、当たってますね」、「やっぱ〇〇さんの時でしたね」、「患者さんも〇〇さんの時なら安心して逝けると思ったんですね」、「〇〇さんと一緒の勤務だと当たるから嫌だな」
などと言われます。私も言われていますが、
「私のせいにするんじゃねーよ」と言いたいです。
素直に「大変でしたね、お疲れ様」と言ってほしいのよ。ほんとに大変なんだから。
それでは本日は以上です。
世の看護師諸君。明日も頑張りましょう。お休みの人はゆっくり休んでください。
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