【転職失敗談②】休日少ない!休みはあっても夜勤明け!

看護部

急性期病院から個人病院の慢性期病院へ転職した愛知県在住の私の実体験です。

この記事は、いま転職を考えている看護師さんの病院選びの参考にしていただきたいです。

私は急性期の総合病院で約10年勤め、その後200床ほどの慢性期病院へ転職し、地域包括ケア病棟へ配属となりました。3年ほど働いたが給料や労働環境、上司に嫌気が差し、退職しました。その後、給料がいい慢性期病院へ転職。年収100万UP!ほとんど残業なし。しかし休日は少ない職場。思うことはたくさんありますが、お金だけをモチベーションに日々奮闘中。

給料も大事だか、休日も多い方がいい。転職にあたり誰もが持っている希望ですよね。

でも全ての希望にあった病院は中々ありません。だから迷うんですよね。

私は給料の高さのみで今病院を選びました。なので休日に対する理想、希望は捨てました

転職活動中のみなさんに、知ってもらいたい休日の失敗を紹介します。

今まで経験した3つの病院(名古屋市の急性期病院、慢性期病院A:地域包括ケア病棟、慢性期病院B:なんでもとる病棟)を参考に記事にしています。

慢性期病院でも良い条件の求人はたくさんあるので、私と同じ失敗をしない為にも転職の参考にしてください。

看護のお仕事

急性期と慢性期の休日の比較

以前勤めていた急性期と慢性期の病院の休日を比較してみました。(すべて愛知県の病院です)

\\急性期慢性期A
(地域包括ケア病棟)
慢性期B
勤務形態3交代2交代
(早番遅番あり)
3交代
休日4週8休
国民の休日
夏休み5日
年末年始
(特別休暇)
4週8休
国民の休日
(特別休暇)
完全週休2日
季節休暇6日
(特別休暇)
有給初年度から20日就職6ヶ月で10日
その後毎年10+年数
最大20日まで
就職6ヶ月で10日
その後毎年10+年数
最大20日まで
1年目の
休日+有給数
(特別休暇を除く)
145130121

有給をMAX使った場合ですが、やはり急性期の方が休みはしっかりありますね。

慢性期病院では、「バースデー休暇」「リフレッシュ休暇」などがあると言われましたが、実際は有給を消化してとれる休みでした(意味ないよねー)。

実際にこの3つの病院を経験し、急性期病院は休みもしっかりあるし、長期連休を取りやすかったです。

体の負担の比較(私の経験上)

休日は多くても、夜勤明けで終わってしまうとか、日々の業務が辛くて休日に遊びに行く気力がない、なんてこともあります。

体の負担=業務量も一緒に考える必要があります。

急性期病院では休みはしっかりあるが、とにかく残業多い

日勤では業務を忙しく、やっと自分の仕事が終わっても、委員会仕事新人指導など業務以外にやることが盛りだくさん。日勤の残業は平均2時間ほどはあった。

夜勤も緊急入院、急変対応など落ち着いている時のほうが少ない。つねに重症患者がおり気を張っています。

しかし残業代はそれなりに(全部じゃないけど)付けれました。

仕事の日は大変だけど、休みで十分リフレッシュ出来ていました

慢性期病院Aは2交代なので休みは多く感じるが、日々残業や入院でクタクタ、リーダー業務は半端ない

慢性期病院A(地域包括ケア病棟)は常に人手不足なのに、入退院が激しく毎日入院があり残業は当たり前。常にナースコール鳴りっぱなし。日勤では平均30分~1時間の残業。

しかし、リーダーになると業務は激増。残業は1~2時間ほどでした。リーダーをやるといつも頭痛が襲ってきて、鎮痛剤を服用しながら業務をしてました。

残業代はほぼ付けれなったです。

夜勤は2交代の為長いです。夜間の救急車や入院対応もあり、そんな日には休憩も十分に取れないことも当たり前。ここでの夜勤は命を削っている印象でした。

休みは2交代なので多く感じるが、日々の疲れがたまって精神、肉体で気に疲労コンパイでした。

私はこの病院が一番きつかった。

慢性期病院Bは業務は余裕あり、残業なし

慢性期病院Bでは、人は十分足りており、例え忙しい日であっても時間内には仕事が終わります。

たまに残業して、残業代はしっかり付けれます。

夜勤も落ち着いていることがほとんどで、休憩も十分とれます。時間に余裕があり、その間に委員期の仕事や、受け持ちのサマリーを書いても時間が余るほど。

しかし3交代のため、夜勤明けが休みにカウントされるため、ただでさえ少ない休日が寝て終わってしまうこともしばしば。

休日は少ないが、毎日定時で帰れるため体の負担、ストレスは少なかったです。

毎日子供との時間を取れるから良いという、スタッフもいました。

病院見学で確認すべきポイント:休日と忙しさ

今までの話から、休日の数はもちろん、休日を充実させるために日々の忙しさ(業務量、疲労度)も大切ある。

そこで、病院見学、面接で確認すべきポイントは

  • 休日の数、有給消化率
  • 夜勤の回数、夜勤入り、夜勤明けの扱い
  • 残業の有無、時間
  • 入院、緊急入院、夜間の緊急入院の有無
  • スタッフの歩く速度(小走りの人が多かったら忙しい)
  • ナースコール、センサー音の頻度
  • ナースステーションに看護師がいるか(いなければ忙しく走り回っているかも)
  • ナースステーションに車椅子に乗せられた患者がいるか(目の離せない患者)

病院見学、面接時に担当者に聞いてもいいが、悪いことは言わないでしょう。

実際に病棟の雰囲気を見て確認しましょう。

看護師としての、日ごろの観察力を存分に発揮するのですぞ!

看護のお仕事

最後に

病院によって働き方は全く異なります。すべて見抜くことはできませんが、少しでも情報を集めて、後悔の少ない転職をしましょう。

私のように失敗しないように。

今回は休日に焦点をあてた話でしたが、病院選びの参考にして頂ければと思います。

読んで頂きありがとうございました。皆さんの希望する働きかたに合った職場が見つかりますように。

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