鼻中隔弯曲症の手術入院|看護師が患者として体験したリアルな流れ【手術直前まで】

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看護部

この記事では、
・入院の流れ
・手術当日のリアルな動き
・全身麻酔って実際どうなのか
・手術室の雰囲気や緊張感

をまとめています。

これから鼻の手術を受ける人が「実際どんな感じなのか」をイメージできるように書いています。

ちなみに私は看護師ですが、耳鼻科は専門外。
完全に“患者としてのリアル”です。

【今回の診断と手術内容】

■ 病名
・鼻中隔弯曲症
・肥厚性鼻炎
・右上顎洞炎

■ 手術
・鼻中隔矯正術
・両下鼻甲介切除
・副鼻腔手術

前回記事は入院前の検査受診について書いています。

気になる方はこちらチェックしてください。

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入院当日の流れ

入院後すぐにやること

・身長、体重、バイタル測定
・病室案内
・看護師からオリエンテーション
・麻酔科医、オペ室ナース、薬剤師から説明

説明内容は外来とほぼ同じ。
ただひとつ感じたのは、

どの職種からもアレルギー確認される

これは本当に重要。ある人は絶対にしっかり伝えよう。

麻酔科医からの説明

全身麻酔では、呼吸も止まるくらい深く眠るため、口から管を入れて、人工呼吸器で呼吸をサポートするとのこと。

手術が終わって、自分で呼吸できるのを確認したら口の管は抜く。

目覚めた時にはまだ口に管が入っている状態。

  • 呼吸はできるから、慌てずゆっくり息をしてほしい
  • 声は出せないから、うなづいたり、まばたきで返事をしてください

と説明を受けた。

ただウトウトしていて、ほとんどの人は覚えていないらしい。

正直、「いや、この状態で目が覚めたら絶対パニックになるでしょ」と内心かなり不安になる。

主治医の説明とマーキング

主治医の説明では、

・鼻の骨や粘膜を処理する
・曲がりを修正する
・通りを良くしすぎないよう調整する

などの話。

そして最後に、右手の甲にマーキング。地味に「いよいよだな」と感じる瞬間。

だけど、この後の外泊できれいに消えてしまい、もう一度マーキングし直しました。

実際に感じたこと(ここから一気に現実味)

正直ここで一気に現実感が出る。

「いよいよ逃げられないな。数日後に手術か…」

昨日までは「鼻通るの楽しみだな」だったのに、病院に来た瞬間、空気が変わる。

血圧もしっかり140台。体は正直だった。

職業病が止まらない

・ナースコールに反応
・ナースステーション観察
・新人っぽい人を見て「あ、1年目かな」

完全に仕事モード。

あと一番恥ずかしかったのがこれ👇

主治医が「看護師さん」って呼んだ瞬間
自分が一番に振り向く

いや違う、今は患者だ。落ち着け。

不審者ムーブ発動

スマホで普通に動画見てたのに、ナースが入ってきた瞬間、なぜかスマホを伏せる自分

いや、やましいもの見てないのに。完全に不審者。

こういう無意識の動きに、緊張が出てるんだと思う。

外泊はできる?実際のルール

今回は金曜入院→土日を挟むスケジュール。

そのため外泊OK。

ただし条件あり👇

【ポイント】
・1泊ならOK
・2泊する場合は一度病院に戻る必要あり
(DPC=入院日数で管理される制度の影響)

実際どうしたかというと、

  • 一泊し、一度病棟に戻る
  • 外出届もらう
  • そのまま再び帰宅(病棟滞在時間およそ2分)

主治医いわく「大人の事情」。

正直めんどくさいけど、こういうルールがあるのは事実。

病室の環境とストレス

私は4人部屋でした。個室料金が払える人は個室も選択できる。

だけど個室は、1日で5,000円以上する病院がほとんど。

1週間で75,000円。とても高いです。

音は普通にある

・ナースコール
・話し声
・ワゴンの音
・いびき

昼間は気にならなかったけど、夜は普通に気になるレベル。

明かり問題(これ意外と大きい)

・夜中でも処置で電気つく
・他の患者が電気つける
・巡視でライト当てられる

毎晩、巡視のライトで起きてました。

意外と気になる「自分の出す音」

これ盲点だと思う。

・ビニール袋ガサガサ
・ポテチ → 袋+パリパリ音
・せんべい → まあうるさい

普通に気を使う

おすすめは
・個包装
・柔らかいもの

病院食は正直こんな感じ

当たり前だけど「いかにも病院食」。

・味はやさしい(=薄い)
・量は控えめ

正直、「あれ、もう終わり?」ってなる。

手術前で緊張してるのに、お腹は普通に空くのが人間。

なので自分は毎回ふりかけ使用。ふりかけは神です。

特に、手術後の食事にはふりかけ必須でした。

味気なさが一気にマシになる。

手術前の過ごし方とストレス

暇つぶしは必須。でも状況で変わる

手術前は普通にできる
・YouTube
・映画
・読書

ただし手術後は、いろいろな苦痛で
・集中できない
・流すだけ
・音を聞くだけ になる

集中力が持ちません。

Wi-Fi問題

・今回の病院 → Wi-Fiあり
・22時〜6時は使えない

病院によってかなり差がある印象です。
無いところも普通にあるので、事前に確認した方がいいでしょう。

イヤホンは有線がおすすめ

・ワイヤレス → なくす危険あり、床に落とす可能性がある。
実は病院の床はきれいではないです。落としたくないです。

看護師の私はよく知っています。

有線の方が安心です。

持ってきて正解だったもの

【おすすめ】

・耳栓
・アイマスク(自分は未使用だがあると安心)
・ふりかけ(必須レベル)
・有線イヤホン
・蓋つきタンブラー(ロック付き)

タンブラーが神だった理由

病室のテーブルはキャスター付きです。

動かすことが前提の机です。

給湯器や製氷機があっても、病室から離れています。

だから、蓋がロックできるタンブラーは最強です。

  • 割れない
  • こぼれない
  • 冷たい/温かい保てる
  • 給湯や製氷機が遠い → 持ち運び安心

手術前に向けて説明されたこと

・手術は朝8:30開始
・22時以降は禁食、水分は手術当日は6時まで(お茶か水のみOK、ジュース、コーヒーなどは×)
・翌朝6時から飲水も禁止

食事制限のリアル

正直、前日の夕食「これで最後か…」ってなる。

あと地味に思ったのが、もう少し食べておけばよかった。

手術当日、お腹が減る。でも食べ過ぎると、手術後の安静中にトイレに行きたくなったら困る。

尿器を使うのは恥ずかしい。便だったらもっと困る。

膀胱留置カテーテルは?

膀胱留置カテーテルとは、尿道から膀胱に細い管を入れて、尿を体の外に出すためのもの。

正直ここ、気になる人多いと思う。

今回はなし。

ただし病院や手術内容によっては入れる場合もある。

男性は拒否人が多いらしい。

自分は「オムツくらいあってもいいけど…、手術中に漏らさないかな」って思った。

しかし全身麻酔中は意識がないため、自分で排尿することは基本ないらしい。

ただ、尿自体は作られているので、手術時間が長い場合はカテーテルで管理することもあるとのこと。

手術当日の服装

  • 手術着に着替え
  • 下はパンツのみ
  • アクセサリーや貼り薬は外す
  • ネイルも落とす
  • 入れ歯もあれば外す

手術直前〜手術室まで(リアルな動き)

手術前のトイレ

30分前に済ませたが、不安でもう一回行く。

みんなそうだと思う。

便は朝一で出たので一安心。

手術室まで

・病棟ナースと歩いて移動
・家族は手術室前まで

ここで少し緊張上がる。

手術室の流れ

・受付、本人確認
・手術する部屋まで歩いて移動
・ナースが笑顔で話してくれる(和ませてくれる)

でも手術する部屋に入った瞬間、『手術室特有の大きなライト』が目に入る

これでさらに緊張が加速。

・手術台へ横になる
・主治医+麻酔科医+ナースで最終確認

装着されるもの👇

・酸素マスク
・心電図(胸)
・脳波モニター(おでこ)
・血圧計(左)
・点滴(右)

全身にいろんなものを装着される。ドラマでよく見るやつ。

かけてくれた毛布は暖かくて、少しだけ安心。

実際に感じたこと

「本当に始まってしまう!!」

ここまで来るともう逃げられない。

腹をくくって「お願いします」と心の中で叫ぶ。

麻酔のリアル

麻酔科医が点滴をさす→ チクッとするだけで、そこまで痛みは感じなかった(さすが麻酔科医は上手い)。

「麻酔を入れていきますね。」の合図で麻酔注入 。

  • 痛みなし
  • 気持ち悪さなし
  • 眠気も感じない

その場の、全員が自分の顔を見ている。

私は、15秒くらい麻酔科医の顔を見ていた。

記憶はここまで。

まとめ

手術前は、不安で怖い。

・スタッフが声をかけてくれる
・流れはちゃんと決まっている

それでもやっぱり緊張はする。

ただ、思っているよりも「流れ」はスムーズ。身を任せていれば進んでいく。

逆に、逆らえない。

次は、手術後〜地獄のガーゼ生活編。

・息ができないレベルの鼻づまり
・想像以上にしんどかった夜
・そして「ガーゼ抜去」という最大イベント

正直、ここからが本番でした。

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